自律神経が働くとどうなるの?

20100930

心休堂の牟田です。

あんなんに暑かった日々もうそのように過ごしやすくなり、今日で9月も最後。月日が経つのは早いですねぇ。

さて、前回の記事では自律神経ってなに? と自律神経というのはどのようなものかを、簡単にお話しました。今回はアクセル全開になるとどんなことになるのかをお伝えします。

アクセル全開になっている時には、心臓の鼓動が早くし全身に血を巡らせようとします。しかし、全身といっても手足などの末端よりも、大きな筋肉を動かしたほうがいいと体は判断するので、手や足先に流れる末端の血管をギュッっとしめて、流れにくくします。

また、体は活動的になってるので、ゆっくり胃の中の消化活動をしている場合ではないし、排泄をする状況でもないと体は判断します。

交感神経が活発になりすぎるて、ブレーキである副交感神経の働きが悪いと、動悸や便秘、胃腸の障害、手足の冷え、筋肉の硬直など不調を引き起こしてしまいます。

もっとも、交感神経が反応するのが悪いということではなく、副交感神経だけが活発に働きすぎてもよくありません。交感神経と副交感神経がバランスよく働いてくれることが、体にはとても大切なことなのです。

ただ、現代社会では常にストレスを受けてアクセル全開の状態になりやすい傾向にあります。

鍼をしたりお灸をしたりすることで、この交感神経と副交感神経の働きをコントロールし、肩こりや腰痛だけでなくいろいろ感じる不快な症状から解放させるのです。